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燃える!にんじんをお試しあれ!

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一年で秋冬が最も旬の「にんじん」
「燃える」という意味のDaucus carotaという言葉は、実は、にんじんの学名です。秋から冬にかけてのにんじんは輪切りにすると芯の中央までみずみずしく赤く色づいており、まさに燃えているようです。
にんじんはオレンジ意外にも赤、黄、白、紫など色とりどりで長さも長短様々です。
よく出回っているものは根の短い五寸にんじんなどの西洋にんじん。
京都などの伝統野菜、金時にんじんを代表とする根の長い東洋にんじんは全国的にも品種は少ないです。
原産地はアフガニスタンのヒマラヤ、ヒンドゥークシ両山が合流する地域と言われているにんじんは、寒い地域で育ったため、暑さと水気が苦手です。家庭でも常備野菜として年中買うことができるにんじん。春から夏にかけても全国的にたくさん栽培されますが、暑く湿度の高い日本の夏では、本来の旬は秋から冬と言えるでしょう。
にんじんに関わる言葉の話でもう一つ。にんじんは英語でキャロットですが、これは「体の上部」や「頭」、「ツノ」を意味するkeresが語源で、ギリシャ語のkaroton、ラテン語のcarotaとなり、英語でcarrot(キャロット)となりました。さらに、このcarrot(キャロット)が語源となった言葉があり、それは、栄養素の「カロテン」。にんじんに多く含まれることを由来としたほど、にんじんはカロテンが豊富です。

うっかりすると、栄養を逃してしまう!注意すべきにんじんの食べ方3つ。
このカロテンは美容や風邪予防にも効果が期待できるため、その栄養成分を目的に食することがありますが、その時にある3つのことに気を付けなければ、せっかくの栄養を逃してしまうことがあります。
まず一つ目は、根の外側と中心部では、カロテンの量が2.5倍も違うということです。
外側にカロテンが多く含まれており、中心部には芯があり、その芯を通して養分がどんどん中心部から葉っぱに行ってしまします。そのため時間が経てば経つほど中心部はビタミンが抜け、食物繊維のみの状態になります。葉っぱの付いているものは、すぐに切り落としてください。
ただし、葉っぱにも高血圧の予防が期待できるカリウムが多く含まれているので、捨ててしまうのはもったいないので、ぜひ料理に使用してください。
二つ目は、私たちが「皮」と呼んでいる部分は「内鞘細胞」というもので実は可食部だということ。
カロテンは2.5倍、ポリフェノールは4倍も含まれているため、皮ごと料理に使用されることをオススメします。
どうしても調理法的に皮を剥かなければいけない場合も、出来るだけ薄く剥いてあげてください。
三つ目は、生のにんじんにはビタミンCを酸化させる酵素が含まれているということ。
この酵素は「アスコルピナーゼ」といい、細かくすればするほど活性化するため、すりおろしたり、刻んだりして生で食べる場合、他の野菜のビタミンCをも十分に吸収することができなくなってしまいます。
オススメは、カロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が上がるので生で食べるより、炒めたり、オリーブオイルで和えたりするのが良いでしょう。