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春を告げる野菜、アスパラガス

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年間を通して輸入物が出回るグリーンアスパラガス。多年性の植物で、発芽直後の若い芽の部分を食用としています。4~7月の旬の時期は、甘みがあり、やわらかいのに歯ごたえもある、新鮮な国産物が登場します。

【日本への伝来】

【アスパラガスの種類】
■グリーンアスパラガス
アスパラガスの定番。発芽したらよく日光に当てて育てることで鮮やかなグリ
ーンになる。やや苦味のある風味で、栄養価も高い。
■ホワイトアスパラガス
グリーンアスパラガスと同じ品種だが、日光に当てずに地中で育てられるので
白い。アクが少なく柔らかいが、栄養価も低い。傷みやすいので、生で売られ
ていることは少ない。ビタミンCが少し含まれている程度となっています。
■紫アスパラガス
アントシアニンという成分により紫色をしているが、紫色の皮は加熱するとグ
リーンになる。栄養価はグリーンアスパラガスよりも上だが、見かけることは
少ない。
■ミニアスパラガス
長さが10cm程度の小さなアスパラガス。輸入ものが多く、普通のアスパラガスよりもさらに細い。グリーンアスパラガスと同じ品種の小さいもので、栄養
価も変わらない。

【アスパラガスの栄養と効能】 
アスパラガスの約90パーセントは水分で、炭水化物、たんぱく質、脂質などの3大栄養素もあまり含まれていない。しかしビタミンやミネラル分は豊富で、他の食べ物には無いような栄養素が含まれる。そして、アスパラギン酸。アミノ酸の一種で、筋肉疲労時にたまった乳酸をエネルギーに変える働きがある。スタミナドリンクの成分として有名で、だるさや疲れを取り、疲労回復やスタミナ増強の効果が高い。

【保存】 
新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。食べきれない場合はかためにゆでて冷凍します。冷凍したものは1ヶ月を目安に使いましょう。

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たっぷりの食物繊維が大注目の新ごぼう!

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キク科ゴボウ属。原産地はユーラシア大陸北部。香り重視の新ごぼうが4~5月に出回っています。

ごぼうを食しているのはアジアだけ?!
ごぼうは日本で自生はしていませんが、縄文時代の遺跡からは植物依存体として確認されており、縄文時代から平安時代に伝わったともいわれています。日本人が食すようになったのは江戸時代から明治にかけてであり、宮廷の献立にごぼうが使われていたり根や葉を食用とします。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm〜1mほどある。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせます。根種は、大別すると長根種と短根種があります。栽培の主流となっているのは長根種の「滝野川ごぼう」とその改良種であり、収穫時には直径3センチ、長さは1メートル前後となる。一般に関東は長根種が多く、関西では短根種が多いです。ゴボウは連作を嫌うため、同じ畑では2-3年後でないと作れません。日本ではいろいろな料理においておなじみのごぼうですが、日常的に食べているのは世界でも日本と台湾、韓国などごく一部。中国では漢方薬としても使われています。ヨーロッパでは、サルシフィと呼ばれるごぼうに似た、種類の違う西洋ごぼうを料理に使用します。
ごぼうの豊富な食物繊維が胃腸とコレステロールをコントロール!
ごぼうを栄養面から見ると、成分の8割が水分で、ビタミン類もあまり含まれていません。しかし、それを補って余りあるだけの食物繊維の効能があります。食物繊維は、栄養ではありませんが、腸の働きを整えたり、コレステロールをコントロールしたりする重要な作用を持っています。近年では、発がん物質など有害物質を体外に排泄する機能が、あることがわかっています。100g中5.7gが食物繊維なので野菜の中でも群をぬいて多く、食物繊維が不足しがちな現代人にはうれしい野菜です。便秘の人が常食すれば、症状の改善が期待できます。皮にもたっぷり栄養が含まれているので、むかずにたわしでこすり洗いしたり、包丁の背でこそげとるのがおすすめです。 また、ごぼうに多く含まれる食物繊維(リグニン)は切り口が大きいほどよりたくさん採れるので、ささがきが最適です。野菜に含まれる食物繊維はその多くが水に溶けにくい性質ですが、ごぼうの場合は水に溶けにくい性質の食物繊維と、水に溶ける性質の食物繊維の両方を多く含んでいます。風味や栄養成分まで逃げてしまうため、色が黒っぽくなることを気にしなければアク抜きはあまりお勧めしません。
健康に良い免疫力を高めるごぼう
ごぼうには、利尿効果もあるので、腎臓病などで体がむくんでいるときに食べると、体の余分な水分が尿になって排泄され、むくみを解消します。ごぼう特有のシャキシャキした歯ざわりは、イヌリンという炭水化物によるものですが、このイヌリンに腎臓の機能を高める効果もあります。また、便や尿や汗といったいろいろな形で、体内の毒素を排泄してくれますので、血液が浄化され肌も美しく保たれます。便秘などによる吹き出物、肌荒れに悩んでいる人は、お肌のトラブルの解消が期待されます。

新しいごぼうよりも、やはり鮮度も風味も保ちやすい泥つきを選びましょう。新しいごぼうしかない場合、きめが細かくしなやかなものを選びます。根元のひび割れがなく先端がしおれていない。ハリや弾力があり、太さが均一。ひげ根が少ないまっすぐなものが良品です。持った感じが軽い物は古く、スが入ってる可能性があります。
せきの妙薬としても、古くから利用されていました。ごぼうの皮をすりおろしたものをしぼって、その汁を飲みます。1回にさかずき1~2杯、1日数回飲めばせきが自然に止まるようになるといわれています。虫刺されや湿疹の場合は、おろし汁を患部に塗ると効果があります。また口内炎の場合も、おろし汁でよく口の中をすすぐと、痛みがとれて楽になります。

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鮮やかな色合いが美しい紫キャベツ

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普通のキャベツとの違いは?
アブラナ科アブラナ属のキャベツの一種、別名「レッドキャベツ」「赤キャベツ」とも呼ばれています。よく見る普通のキャベツよりも少し小さく、葉は表も裏も紫色をしています。切ると断面は、葉脈の白色が表面の赤と合間ってそのコントラストが非常に美しいキャベツです。形は綺麗に球体で、品種によっても違いはありますが、普通のキャベツよりも厚みがあるのが特徴です。普通のキャベツとの味の違いは、キャベツに比べて青臭さが少なく、苦味があります。

紫の色素は「アントシアニン」
紫色の色素は煮ると煮汁が紫色になってしまいます。この煮汁は酸性、アルカリ性を判別するリトマス紙のような機能があり、酸性のものを加えると赤く色が変わり、アルカリ性のものを加えると緑色になります。酢を加えると赤くなるので、紫キャベツを酢漬けなどにすると紫色ではなく赤いキャベツになります。
普通のキャベツよりもビタミンCが豊富に含まれています。シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を阻害する効果があるんですよ。
気になるのは、選び方。一般的なキャベツと同じように、持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。特に赤キャベツはしっかりと巻きが強いため、そのずっしり感はより感じやすいと思います。そして、葉の表面は粉が付いている感じに白っぽいもの、なるべく葉先が薄いものが新鮮です。

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様々なナバナ(菜花)があるってご存知ですか?

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春の訪れを告げる野菜。ナバナはアブラナ科の花の総称です。
菜の花などのつぼみと花茎、若葉をナバナといいます。コマツナやハクサイ、チンゲンサイなどのアブラナ科の野菜は、若いうちの葉を食べますが、収穫せずにそのまま育てると、ナバナとして食べられます。

抜群の栄養価ナバナ
トップクラスの栄養価を誇る春ならではの野菜。ビタミンCの含有量は野菜の中でトップクラス。白血球の働きを強めることで、風邪などの病気に対する免疫力を高め、貧血予防や、コラーゲンの育成を促進するなどの美肌効果もあります。他にカロテン、ビタミンC、B1、B2、葉酸、カルシウム、鉄分などのビタミン類やミネラル類が豊富です。

古くから親しまれたナバナのおすすめ料理

東京の伝統野菜「江戸東京野菜」のひとつとして数えられています。「のらぼうな」と呼ばれ、東京の西部を中心に江戸時代から栽培が始まりました。花茎と若葉が軟らかく、一般的な菜の花よりも苦みが少ないです。独特のほろ苦さをいかして、生やおひたしでも美味しくいただけますが、豚肉やベーコン、ごまなど、油脂分があって香りの強いものとの相性も抜群です。

季節の副菜には菜花のからし和えもおすすめです。たっぷり春を感じてくださいね。

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春の味、えんどう豆をどうぞ。

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えんどう豆の種類? 
えんどう豆は、マメ科の植物。店頭で販売されているえんどう豆は、実が十分に成長し、サヤが青いうちに収穫された、中の実だけを食用にするものです。さやつきで「えんどう豆」として、または豆だけを「グリーンピース」として販売されています。若いさやごと食べられるものは「さやえんどう」になります。最近リボベジとしても人気なスプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」も、えんどうの若芽です。
えんどう豆の原産地は、エチオピアから中央アジア、そして中東地域と言われており、紀元前より前から小麦などと一緒に栽培されています。このことから「世界最古の豆」と呼ばれていて、なんと黄金のマスクで有名なツタンカーメンの墓からも、金の副葬品と共にえんどう豆が発見されているのだとか。また遺伝子学で有名な「メンデルの法則」の実験に用いられた植物でもあります。日本では大豆があったためアジアではあまり広がらなかったようで、食されるようになったのは江戸時代になってからなんですよ。

硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)とは? 
えんどう豆は、莢(さや)の固さによって硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)の2つに分かれており、硬莢種は主に乾燥したえんどう豆の事を指し「青えんどう」や「赤えんどう」と呼ばれています。「青えんどう」は、主に煮豆やうぐいす餡に使われ、「赤えんどう」は、みつ豆などに入っているゆで豆として食べられています。また、完熟寸前で乾燥する前の「グリーンピース」も硬莢種に分類されています。一方軟莢種は、未成熟な莢を食用とする「絹さやえんどう」や「スナップえんどう」があります。近年、世界各国では硬莢種のえんどう豆よりも、軟莢種の方が需要が高まっているそうです。
緑黄色野菜の栄養と、豆類の栄養とを兼ね備えたやり手野菜!
◯疲労回復・頭を使うときに
えんどう豆には、ビタミン類が多く含まれているとご紹介しましたが、ビタミンの中でも特にB郡が豊富に含まれています。人間の身体は構造上、体内の「ビタミンB1」が不足してくると、疲労感やイライラ、不眠などの症状が出ると言われています。ビタミンB1は特に乾燥したえんどう豆に多く含まれており、疲労物質を排出することで、疲労回復に効果があると言われています。脳は糖質をエネルギーとしているので、脳を働かせたい時にはビタミンB1がとても重要になってきます。そのため、勉強や仕事で考えることが多くなる際は、ビタミンB1を摂取すると脳が効率的に動いてくれるでしょう。

◯高血圧・むくみ予防
えんどう豆が完熟する直前で収穫するグリーンピースには、「食物繊維」が豊富に含まれています。その総量は、なんと食物繊維が多いことで有名なごぼうよりも豊富なんです!食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分類されますが、グリーンピースに多く含まれているのは「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維は、お腹の中で水を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激することで蠕動運動(腸が動いて便を外へと動かすこと)を活発にしてくれます。

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色鮮やかで、栄養価も高いカラフルキャロット

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カラフルキャロットとは?
人参といえばオレンジ色を想像しますが、実はオレンジ色以外にも《紫・黒・赤・黄・白色》などがあるカラフルな人参が存在します。セリ科の1、2年生植物。播種後110~120日程度で収穫し根長は20cm程度のカラフルキャロット。着色料なしにこの発色とは、感動ものですね。色によって様々な栄養素が異なり、風味や甘み、歯ごたえなども違うのが特徴です。幅広い料理に合い、料理が華やかにもなることから、最近おしゃれなカフェやレストランなどでよく見かけます。
色素の割合によって変化する栄養 
皆さんが普段食べているオレンジ色をした人参の多くは「五寸ニンジン」と呼ばれるものです。カロテンの語源が「キャロット」というだけあって、人参のオレンジ色にはβ-カロテンが豊富に含まれています。カラフルキャロットは人参に含まれる栄養素の色素の割合によって変化するので、例えば「βカロテン」が多ければオレンジになり、「キサントフィル」が多いと黄色い人参、紫色は、「アントシアニン」の影響があると言われています。そのため、様々な色の人参を食べることで、たくさんの栄養素を摂取することができます。
それぞれの色の効果、おすすめの調理方法
◎紫色:アントシアニンが豊富なため⇒抗酸化作用,視力低下予防,高血圧予防,肝機能の保護などに秀でています。茹でると色素成分がゆで汁に流れ出てしまいます。また、人参の紫色も薄くなるため、その色をいかせるサラダや野菜スティックにして食べることをおすすめします。コリコリした食感と、ほのかな甘味があり、生のままでも美味しくいただけます。
◎赤色:赤色はリコピンが豊富です。同じく赤いトマトもそうですよね。⇒抗酸化作用,前立腺がん予防などに効果的があるとされています。食感は柔らかいのに煮崩れなどをしにくいため、料理に使いやすいのが特徴です。人参特有の臭さが少ないと言われていますが風味がオレンジ色の人参よりも強く感じられるそうです。鮮やかな赤い色を活かして生のまま千切りやスライスにしてサラダに取り入れたり、ピクルスや炒め物などにも合います。
◎黄色:フラボノイド⇒高血圧予防,アレルギー対策などに効果があります。食感は柔らかく、甘みが強いことが特徴とされています。にんじん臭さが少なく、炒め物や汁物生のままサラダやジュースに使うのもおすすめです。
◎白色:イソチオシアネート⇒ピロリ菌対策,血液さらさら効果,コレステロール調整などに効果があるとされています。白色の人参は他の人参と比べて臭みは少なく、甘みが強いのが特徴です。オレンジ色や紫色のカラフルな人参たちと一緒に組み合わせて料理に使えば、さらに彩りが良くなりそうですね。
◎黒色:カテキン⇒抗酸化作用,がん予防,コレステロール調整,ダイエット効果などに効果があるとされています。抗酸化作用のあるアントシアニンやポリフェノール、ビタミンCなど豊富に含まれていることから、最近栄養価が高いスーパーフードとしても健康食品会社や美容業界が注目を集められています。青臭さがなく糖度が高いため、野菜というよりもフルーツに近く食べやすいという特徴があります。
野菜の色は自らを守るバリア
人にとって有益なファイトケミカル。実は野菜にとっても重要な成分で、例えば赤い野菜の代表格であるトマトは、リコピンという成分(ファイトケミカル)を実の中に蓄えることで赤く色づくと言われています。この色は自分のタネを遠くに運んでもらうよう、鳥などの目につくようにアピールするためともいわれますが、紫外線などから自身を守るためとも言われています。人参のオレンジ色は子孫繁栄や自らを守るためにオレンジ色(橙色)に染まっており、それを食べることで私たちも自らの体を病気などから守ることができます。
紫外線は人にとっても有害ですが、実は野菜にとっても有害であることが多いです。まだまだ野菜と色については解明されていないことも多いですが、それぞれの野菜は、きちんと意味があって色づいているのです。 料理の彩りを良くするだけでなく、必要な栄養素を摂るためにもおすすめです。

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春を感じさせる山菜、ふきのとう

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ふきのとうの栄養は?
[雪国では雪解けの間から顔を出す様に芽を出し春の訪れを知らせる山菜「ふきのとう」
山菜の中でも一番に顔を出し、生命力の強さを感じますね。キク科フキ属の多年草で、フキの花茎。国内最古の野菜とも称される日本原産の山菜。ふきの花のつぼみの部分にあたり、葉に先駆けて土から地上に顔を出す。独特な芳香と、苦味が特長。早春の食材として、てんぷらや和え物などに広く利用されています。

人も元気になるふきのとうですが、冬眠から目覚めたクマが一番最初に口にする食べ物はふきのとうと言われているくらい栄養が豊富です。
ビタミンB1やB2、ビタミンEやK葉酸、カリウム、リン、鉄分、食物繊維といった栄養を含んでおり、食物繊維に至ってはごぼうよりも豊富とされています。ビタミン類は代謝を活発にし、特にビタミンEは女性ホルモン分泌に関わりがあり、肌の老化や更年期障害予防であったり、ビタミンKは骨粗鬆症や血液凝固の正常化に有効です。ヘモグロビンの成分である鉄は貧血予防、カリウムは塩分や老廃物を排出する働きによりデトックス効果、食物繊維には便秘解消などがあります。他に効能としては、ふきのとうが持つ独特な苦みを発生するアルカノイドとケンフェールという成分が肝機能を強よくしてくれて、体の新陳代謝を促進する作用があります。
「ふきのとう」と「ふき」
「ふき」というのは、地下茎を本体として、地面の中に茎を這わせて何年も生きることができる植物です。冬の間に、春に向けての準備をし、雪解けの季節になり、だんだんと暖かくなってくるのとともに、地上に伸びてきて、花を咲かせます。春先ハイキングや山登りをしていると見かけることがあります。これが「ふきのとう」と呼ばれている蕾の部分です。天ぷらにされたり、ふき味噌にされたり・・という形で、さまざま料理に姿を変え、多くの人に喜ばれています。
「ふき」というのは、こちらの葉や茎の部分を言います。
山の中で、群生していることが多く、長いものだと2mほどの長さになることもあります。
葉は円形に近い形をしています。この「ふき」の葉の部分が光を受けて光合成を行い、地下をはっている茎へと栄養を送っています。美味しい和食の一品として、煮物などになって出てくることが多いですね。

ふきのとうの保存の仕方は?
この、花の部分であるふきのとうは、収穫した次の日くらいには、クタッとしてしまうので、収穫したら、すぐに調理をしてしまうのが一番よいのですが、もしもすぐに調理することが難しく、少し保存したいようでしたら、冷蔵保存がおススメです。日が経つほどに香りが抜けていってしまうので、長くても一週間程度で調理した方がいいでしょう。

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菊芋はパワーの源!健康野菜として大注目!

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菊芋(きくいも)って?

菊芋とは、菊のような黄色の花と、しょうがのような塊を根につけるキク科ひまわり属の多年草です。夏の太陽の光をさんさんと浴び、大地からは豊富な栄養素を余すことなく受け継いだ菊芋は「太陽と大地の恵みの食材」と言われています。北アメリカが原産とされ、アメリカン・インディアンはこれを栽培し貴重な食料としていました。日本には江戸時代末期に家畜の飼料用として導入され、「豚いも」とも呼ばれていたようです。

形や色は生姜などにとても似ていてゴツゴツとした出っ張りが出ているのが特徴で少し小ぶりになっています。そのため、調理法も少し手間のかかる食材なため生のままでもシャキシャキとした食管が楽しめ、また火を通すととても美味しくサラダや和え物、炒め物や焼き物などに使える事が多いため、下処理さえすれば何にでも使える菊芋です。近年では自分で菊芋を栽培し育ててみたいという方が増えてきました。

菊芋は世界一の“イヌリン”含有量。その効果とは?

ジャガイモなどのイモ類に含まれるデンプンの代わりに、イヌリンと言う水溶性の食物繊維を豊富に含んでいます。現在世界中に生育している植物の中で、最も多くイヌリンを含んでいるのが菊芋です。

イヌリンは甘味があるにも関わらず難消化性なのでエネルギー吸収が少なく、整腸作用があります。このため、キクイモは生鮮食品としてとも粉状にして健康食品やダイエット食品等として多く利用されています。なので泥を落とすのは食べる前、料理の前にして下さい。保存のためにも、また菊芋のイヌリンの成分が減らないための工夫です。

芋には珍しく生で食べられ、スライスするとシャキシャキした食感が楽しめます。切った場所が変色しますが、ポリフェノールによるものなのでそのまま食べられます。僅かにアクがあるので気になる場合は水にさらしますが、ポリフェノール等の栄養も出てしまいます。キクイモは加熱するとほんのりとした甘みが出ます。デンプンがほとんどないため加熱しても煮崩れませんが、芋らしいホクホクした感じにはなりません。また、切ってからすぐに茹でるとポリフェノールによる変色が起こりません。

菊芋は生命力が非常に強い植物で、土に埋めておくと翌春芽を出すまで自然な状態で活き続けます。長期保存をする場合は土に埋めるのが一番なんですよ。

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新食感のサラダ野菜!アイスプラント!

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アイスプラントって!?

アイスプラントはハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物です。
キラキラとした水晶のような粒とプチプチとした食感、ほのかな塩味が特徴のアイスプラント。害虫や病気に強く、農薬を一切使用せずに栽培されるため、安全性も折り紙つきです。

意外な栄養成分?
アイスプラントが注目されている理由には、その高い栄養価があります。アイスプラントの葉や茎の表面を覆うキラキラした水晶のような粒は、大地のミネラルを蓄える作用を持っているので、ナトリウムやカリウムを始め、マグネシウムやレチノールといったミネラルが大変豊富です。特に肝臓の中性脂肪を抑制する働きが注目されているミオイノシトール。これを含む野菜は数少ないため、アイスプラントは成人病予防の観点からも大変注目されています。

アイスプラントのおすすめの美味しい食べ方!
アイスプラントはその塩味を活用し、生で食べるのがおすすめです。サラダ、天ぷら、かき揚げなど、食感を損なうことなく食べられます。もちろんマヨネーズやドレッシング、天つゆも相性はいいのですが、控えめにそのままのお味を味わってみてください。
毎日新鮮な旬のお野菜を販売しています。兵庫県ほか契約農家さんたちが作るおいしいお野菜。是非、季節を感じに手に取ってみてください。

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食感がたまらない!蓮根

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”蓮根は根っこ?”

スイレン科ハス属。 当初は花を鑑賞するための植物として育てられていたそうです。 年間出回りますが、もっとも味がのる2~3月が美味しい季節です。
蓮根は、蓮の根の部分ではなく、地下茎(ちかけい)がふくらんだ部分。見た目は根のようなので蓮の根=蓮根と言われるようになりました。蓮の若葉も食べられます。ちなみにじゃがいも里芋も地下茎が肥大したものです。 地下茎栽培であるため収穫は困難です。収穫方法はホースからの水圧で行う「水掘り」、水を抜き、干した状態で行う「くわ掘り」があります。
そして、れんこんには通常真ん中に1個、まわりに9個、合計10個程の大きな穴が開いていますが、どうしてでしょうか?それは、蓮根は水の底で育つため、葉から地下茎に空気を送らなければなりません。その空気の通り道(通気孔)として穴が空いているのです。輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて、「見通しがきく」というところから、縁起の良い食べ物ともされています。

”「東の茨城、西の徳島」全国各地のブランド蓮根も”

れんこんは、「在来種」と「中国種」に大別することができます。
もともと、れんこんは中国から輸入されたものですが、明治時代より前に輸入され栽培されたものが在来種、それ以降に輸入されて栽培されたものが中国種となっているのです。「在来種」は細長く、やや茶色っぽい色をしています。中国種よりも粘りがあり切ると糸を引きます。肉質は柔らかく味が濃いようです。「中国種」は ふっくら丸っこいかたち。在来種の方がシャキ感がやや弱く、柔らかい感じで、食べた後に粘るような感じがある。入手困難なのは在来種です。

国内に流通するれんこんの約半分の量は茨城県で栽培しています。日本第2位の大きさを誇る湖、霞ヶ浦周辺の低湿地帯がレンコン栽培に適しているためです。また最近では新潟県の「大口れんこん」、石川県の「加賀れんこん」など地域ブランドのれんこんや、熊本県の「辛子れんこん」といった郷土料理の名産地など、各地さまざまな場所で栽培されています。兵庫県でも古くから「姫路れんこん」というブランドで見た目に白く食感の良い蓮根を栽培している地域があります。

”見かけによらない豊富な栄養価”
淡白な見かけによらず、栄養の宝庫。野菜には珍しいビタミンB1、B2が含まれ貧血予防に有効。ビタミンCが多く、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。炎症を抑える作用や血圧を下げる効能があり、胃炎や胃潰瘍、高血圧の改善に効果があります。
鮮やかな卵色で、節と節の間が長く、太くて真っ直ぐなものを、切ってあるものは、肉厚で穴が小さく、内側が白いものを選ぶようにしましょう。
蓮根を輪切りにすると、シャキシャキとした感触を残すことができます。乱切りにすることで、蓮根の繊維がほぐれてホクホクした食感に。蓮根のきんぴらが輪切りなのは、繊維を壊すことなく切って、シャキシャキ感を残すためです。

兵庫県姫路産 蓮根(500g)