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寒〜い季節、あったかい鍋の時期がやってきました。

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冬に欠かせない野菜「白菜」は、栄養もこの時期にぴったり。
日ごとに気温が低く寒い季節がやってきました。この時期、食べたくなるのが鍋ですが、鍋野菜として欠かせない冬野菜の代表格は何と言っても「白菜」です。
白菜はアブラナ科アブラナ属の植物で、キャベツやカブと言った野菜の仲間です。
白菜はもともとトルコ高原など涼しい地域で栽培されていた野菜です。地中海沿岸から中国に渡り品種改良された白菜を日本にもたらしたのは、日清戦争の兵士でした。現地で白菜食に慣れた兵士が日本に持ち帰り、普及しました。寒い地域で育った白菜は、栄養価も抜群。中国では白菜は大根、豆腐と合わせて養生三宝と呼ばれ、体調を崩しがちな冬の変え予防や免疫力アップにも効果的な葉物野菜です。特に芯に近い部分の葉は甘みも強く、ビタミンCもたっぷり。またカリウムにより、余分な塩分を体外に排出するので高血圧予防に効果が期待できます。健康維持に欠かせないミネラルも豊富です。
霜が降りる時が美味しいと言われる理由とは? 
産地の農家さんはこの時期になると、白菜を上から押さえて、しっかりと立ち上がってくることを収穫期に見極めます。
白菜の上部を藁で縛り、内側の葉がみずみずしく、そしてしっかりと結球するよう育てます。霜が降りると、白菜は凍らないように成分中のデンプンを糖に変えて身を守ります。これが霜が降りると甘みを増し、美味しくなると言われる所以です。
白菜は結球するタイプが一般的ですが、半結球タイプもあり、しろ菜や山東菜など結球しないタイプも白菜の仲間です。外葉には変わりありませんが、果重が1kg以下の小型の「ミニ白菜」や、中の葉が黄色い「黄芯白菜」や、中の葉が鮮やかなオレンジ色をした「オレンジ白菜」。近年珍しい種類として注目を集めているのが、「紫白菜」。その名の通り、外葉から中の葉まで紫色をした白菜です。その葉は非常に柔らかく、生で食べても美味しく、サラダ白菜の種類です。茹でると赤黒くなり、やや不気味な色になってしまいますが、さっと火を通すと紫がパッと映えます。
白菜はカットせずに寒いところで、新聞などに包んで保存すれば非常に長持ちする野菜です。できれば、カットしたものよりも丸ごと買って、サラダや漬物、鍋など様々な料理に使うことで、一個を味わっていただきたいですね。

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種子島直送の安納芋はいかが?

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これからの時期どんどん甘みを増す「さつまいも」
秋のイメージが強いさつまいも。収穫時期は8月頃から11月にかけて。でも採れたてが美味しい作物とは一風変わって、さつまいもは収穫してから2〜3ヶ月貯蔵し寝かすことで、余分な水分が飛び甘みを増して美味しくなります。そのため収穫は終わりですが、出荷は2月ごろまで続きます。
メキシコを中心とする中米で生まれたとされるさつまいもは、1600年頃中国大陸から日本に伝わりました。現在の琉球つまり沖縄県から薩摩に伝わったため「さつまいも」と呼ばれます。中国から来たので唐芋や甘藷とも呼ばれていたそうです。
そんな中、西日本では1732年、「享保の大飢饉」が起こります。その時に注目されることになったさつまいもに目をつけた徳川吉宗が、江戸に広めたとされています。

豊富な食物繊維が健康に最適
女性が大好きな野菜の一つとして、代表されるさつまいもですが、美容と健康にも最適です。さつまいもの主成分はデンプン。このデンプンは加熱することにより一部が糖質に変わり甘みを増します。主食にも変わるほか、ビタミン、カロテンも多く、オレンジ色の果肉のものは緑黄色野菜よりもビタミン、カロテンの含有量が高いのです。
食物繊維が大変豊富なさつまいもは、切ると出てくる白い成分、ヤラピンと言う樹脂の一種との相乗効果により、お腹の中を綺麗にしてくれる効果もあります。
様々な品種があるさつまいも。東日本では代表的な品種、紅あずま。中が黄色く、粉質で焼き芋などにするとほくほくと美味しい品種です。西日本で最もポピュラーな品種、鳴門金時は上品な甘さと見た目の美しさが特徴で焼き芋にも料理にも使いやすさが人気のひとつです。中が紫色の紫芋やその改良種パープルスイートロードなどもあります。最近では甘みの強いしっとりとした品種が注目を集めており、2010年に開発された紅はるかや、種子島特産の安納芋は見た目にも果肉のオレンジ色が美しく、ねっとりと甘みが高い人気を集めています。
収穫時期を終え、じっくりと寝かされた甘いさつまいもをぜひお試しください。

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色鮮やかなカブや大根

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手で皮がむける桃のようなカブ
この時期寒さが強くなるにつれ、カブや大根などの根菜が次々に最盛期を迎えより甘さを増して出荷されます。
今回ご紹介するのはまだあまり知られていない品種です。
品種ができてからまだ間もないため、幻のカブとも呼ばれるカブ。奈良県の種苗メーカーが2014年に開発した赤カブの一種「もものすけ」です。
その最大の特徴は、皮をくし形に切り分けると、手でまるでミカンの皮のように綺麗に皮が剥けることです。果肉がとても柔らかく、甘みが強い、多汁性のジューシーなカブで、生のままで美味しく食べられるサラダカブです。
皮が鮮やかなピンク色、果肉は白で薄く紅がさすその色合いは、滋賀県西万木地方の在来種の「万木(ゆるぎ)カブ」に似ています。葉は緑で茎の部分がやや赤いのが特徴です。
11月から12月末ごろまで出荷される予定です。他にもこの時期、一般的な小カブはもちろん、赤カブやあやめ雪カブ、藤化粧カブ、聖護院カブ、黄カブ、ルタバガ(スウェーデンカブ)など様々なカブが出てきます。

皮も果肉も真っ赤な大根

種類の多さは大根も負けていません。
大根の中でも近年面白い品種の大根が開発されています。愛知県の種苗メーカーで開発された、その名も「紅くるり大根」。紅くるり大根はずんぐりとした見た目の大根で、800〜1200g程度の小ぶりな大根です。その特徴は何と言っても色。皮も果肉も鮮やかな濃い赤色なのです。「紅芯大根」が肉質が硬めで粉質系な一方でこの紅くるり大根はとてもみずみずしく、果肉も柔らかいのでサラダや漬物、焼いたり蒸しても、その赤色は損なわれません。ただし煮込むと色が淡くなってしまうので注意が必要です。大根は他にも聖護院大根や赤大根、黒大根、青大根など色とりどりの品種が出荷されます。

大根やカブの果肉の部分には消化酵素のジアスターゼが含まれ、胃もたれや胸やけの解消
葉にはカロテンのほか、ビタミンB、Cなどが豊富に含まれ美容効果も期待できます。
油炒めにするとカロテンをより効果的に摂取できます。

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神戸市西区産 サラダ赤かぶ もものすけ(1個)

兵庫県産  紅くるり大根(1個)

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これからが旬のブロッコリーをどうぞ!

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様々な種類のブロッコリーが出荷されます
11月から3月ごろが最も旬のブロッコリーは、まさにこれからが最盛期。
アブラナ科アブラナ属の植物で花のつぼみ、つまり花蕾(からい)を食す野菜として知られているブロッコリー。ブロッコリーの祖先は実はケールです。売っている状態で見ると似ても似つかないブロッコリーとケールですが、ブロッコリの葉とケールの形を見ると納得できます。ちなみにそのケールから見ると、意外にもケールの仲間に近いのはブロッコリーよりもカリフラワーだそうです。

ブロッコリーは、日本人にとっては比較的新しい野菜のイメージがあるかもしれませんが、地中海沿岸が原産とされその歴史はローマ時代まで遡ります。イタリアを中心に日常的に食べられていたブロッコリーは、その後19世紀になってアメリカに渡りました。日本には、明治時代にカリフラワーとともに入ってきました。
近年、ブロッコリーの仲間もたくさん増え、茎ブロッコリーの種類でもある、ステックセニョール、はなっこりー、アレッタなどや、発芽直後の新芽を食べるブロッコリースプラウト、花蕾が鮮やかな紫色の紫ブロッコリーなどが様々な種類があります。

ブロッコリーはガン予防の特効薬!
ブロッコリーは100g食べれば、1日分のビタミンCが摂取できるというほど栄養抜群。その量はキャベツの3倍以上です。
また、ガン抑制効果の高いスルフォラファンを含み、抗酸化作用も高い効果が期待できます。
他にも動脈硬化や心筋梗塞の予防にも効果があり、栄養面でもまさに緑黄色野菜の代表格です。
普段食べられているのは主に花蕾の部分。しかし、実は捨てられがちな茎の部分にも花蕾と同様のビタミンCやβカロテンが含まれている上、食物繊維などは花蕾よりも多く含まれています。
蒸し料理やレンジを使うことでビタミンの流出を抑えることができます。茎の部分を捨てるのは非常にもったいないことがわかります。
ブロッコリーはあまり日持ちのしない野菜です。花蕾を食べる野菜のため花が咲き始めて表面の蕾が黄色くなると、鮮度を失い茎も栄養価を奪われるため美味しくありません。新鮮なブロッコリーほど花蕾の部分が密で、こんもりしていて茎もしっかりとしています。是非そんなブロッコリーをMOGUでご注文ください。

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この時期の丹波黒枝豆をどうぞ!

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栄養価豊富な新鮮な枝豆 
枝豆は、大豆とは別の野菜と思われている方も意外と多いようで、大豆が成熟する前の若い時期に収穫したものが枝豆で、完熟して乾燥させたものが大豆だというと、びっくりされることがあります。
完熟した大豆は、豆腐や醤油、みそなどにも加工され、日本食には欠かせない存在ですね。
栄養面から見てもたいへん優秀な大豆は、たんぱく質、カルシウム、カリウムなどを含み”畑の肉”とも言われています。さらに枝豆は、カロテンやビタミンCも含んでおり、他にも細胞活性化に効果的なレシチン、コレステロール値を下げるサポニン、女性ホルモンに似たイソフラボンなど注目の栄養価がたくさん。
サヤごと茹でることで栄養価の流出も少なく、健康によくしかも手軽に美味しく食べられる便利な野菜です。より簡単にしかも栄養価の流出を抑えるためにも、蒸したり電子レンジでの調理もオススメです。

シーズン終盤の丹波黒枝豆をお試しください!
枝豆は各地にそれぞれ在来種が存在し、日本全国で400品種以上あると言われています。
なかでも丹波地方を起源とする丹波黒枝豆は全国でも屈指の黒枝豆です。黒大豆に成熟させるとおせち料理に定番の煮豆等に使われる黒豆になります。大粒の薄皮がほんのりと黒みを帯びており、黒豆特有の甘みと濃厚なコクが特徴です。一般的な枝豆の旬は7〜8月ですが、丹波黒枝豆の旬は9月下旬から10月中旬と収穫期が短く、生産量が少ないため市場に出回るのも少ないため希少価値も高いです。
京都、兵庫の丹波地域で栽培されている丹波黒枝豆ですが、篠山市では黒大豆枝豆の解禁は例年10月上旬から20日頃まで。シーズン序盤の青々とした黒枝豆は綺麗ですが、シーズン後半の黄色く枯れかかったような状態の黒枝豆は、より味わいが濃く、粒がしっかりとしていて絶品です。
ちなみに今年は天候にも恵まれて、収穫の1週間ほど前から霧が発生し、寒暖の差が大きくなったことで糖度が上がり、粒も大きく上々の出来です。販売期間はあとわずかですので、この時期にぜひお試しください。

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秋の味覚「栗」をどうぞ!

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栗の王様「丹波栗」

「桃栗三年、柿八年、梅はすいとて十三年…」
何事も成果が出るまで相応の時間がかかるという例えとして、古くからのことわざとして使われます。ちなみに…の後に続く言葉が存在しており内容は地域によって様々で、梨やゆず、りんごやビワなども登場するようです。多くの果実は実がなるまでには、長い年月が必要なのです。
そんな栗のなかでも丹波には「丹波栗」と言うブランドがあります。その歴史はたいへん古く、平安時代には丹波栗を朝廷に献上していたとされています。現在でも丹波栗のブランドは全国的にも名高く、霧深い山間で育てられ、大型で糖度が高く、風味が豊かでキメが細かい高級品として取り扱われます。主に大粒で扁平型の栗、「銀寄(ぎんよせ)」が丹波栗の代表品種です。早生栗よりも実が落ちるのが遅く、その分しっかりと甘みを蓄えます。

栗は古代からの機能性食品

ブナ科のクリ属の植物は、日本、ヨーロッパ、アメリカ、中国、などに多く自生し、古くからその実が食用にされてきた歴史があります。
炭水化物を多く含む高カロリー食品で、糖の代謝を助けるビタミンB1、B2、ナイアシンも含むので、効率的なエネルギー源として、日本でも栗は縄文時代からたいへん貴重な食料でした。もちろん縄文時代の人々が栄養価を科学的に分析して食べていたということは考えにくいですが、現代に至っても効率的なエネルギー源である上たんぱく質やビタミンC、カリウムも多く含まれることから機能性の高い食品と言えます。糖の代謝を助ける効果はスイーツとして使用される意味合いはい大いにありますね。
また、栗を使う際はできるだけ渋皮をつけたまま調理することをオススメします。
渋皮にも薬効があり、高い美容効果や免疫力アップが期待できます。抗酸化作用やガンの予防効果もあるタンニンや、整腸作用と大腸ガン予防効果のある食物繊維が含まれています。
さらに栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているため、加熱しても損失が少ないことも利点です。
栗は加工して1年間使われますが、生栗で保存できる期間はわずかですので、ぜひ今年の秋の味覚、お早めにお試しください。

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燃える!にんじんをお試しあれ!

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一年で秋冬が最も旬の「にんじん」
「燃える」という意味のDaucus carotaという言葉は、実は、にんじんの学名です。秋から冬にかけてのにんじんは輪切りにすると芯の中央までみずみずしく赤く色づいており、まさに燃えているようです。
にんじんはオレンジ意外にも赤、黄、白、紫など色とりどりで長さも長短様々です。
よく出回っているものは根の短い五寸にんじんなどの西洋にんじん。
京都などの伝統野菜、金時にんじんを代表とする根の長い東洋にんじんは全国的にも品種は少ないです。
原産地はアフガニスタンのヒマラヤ、ヒンドゥークシ両山が合流する地域と言われているにんじんは、寒い地域で育ったため、暑さと水気が苦手です。家庭でも常備野菜として年中買うことができるにんじん。春から夏にかけても全国的にたくさん栽培されますが、暑く湿度の高い日本の夏では、本来の旬は秋から冬と言えるでしょう。
にんじんに関わる言葉の話でもう一つ。にんじんは英語でキャロットですが、これは「体の上部」や「頭」、「ツノ」を意味するkeresが語源で、ギリシャ語のkaroton、ラテン語のcarotaとなり、英語でcarrot(キャロット)となりました。さらに、このcarrot(キャロット)が語源となった言葉があり、それは、栄養素の「カロテン」。にんじんに多く含まれることを由来としたほど、にんじんはカロテンが豊富です。

うっかりすると、栄養を逃してしまう!注意すべきにんじんの食べ方3つ。
このカロテンは美容や風邪予防にも効果が期待できるため、その栄養成分を目的に食することがありますが、その時にある3つのことに気を付けなければ、せっかくの栄養を逃してしまうことがあります。
まず一つ目は、根の外側と中心部では、カロテンの量が2.5倍も違うということです。
外側にカロテンが多く含まれており、中心部には芯があり、その芯を通して養分がどんどん中心部から葉っぱに行ってしまします。そのため時間が経てば経つほど中心部はビタミンが抜け、食物繊維のみの状態になります。葉っぱの付いているものは、すぐに切り落としてください。
ただし、葉っぱにも高血圧の予防が期待できるカリウムが多く含まれているので、捨ててしまうのはもったいないので、ぜひ料理に使用してください。
二つ目は、私たちが「皮」と呼んでいる部分は「内鞘細胞」というもので実は可食部だということ。
カロテンは2.5倍、ポリフェノールは4倍も含まれているため、皮ごと料理に使用されることをオススメします。
どうしても調理法的に皮を剥かなければいけない場合も、出来るだけ薄く剥いてあげてください。
三つ目は、生のにんじんにはビタミンCを酸化させる酵素が含まれているということ。
この酵素は「アスコルピナーゼ」といい、細かくすればするほど活性化するため、すりおろしたり、刻んだりして生で食べる場合、他の野菜のビタミンCをも十分に吸収することができなくなってしまいます。
オススメは、カロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が上がるので生で食べるより、炒めたり、オリーブオイルで和えたりするのが良いでしょう。

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秋から冬がキノコの美味しい時期。

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天然のキノコは森の分解者

温暖湿潤な日本はキノコの宝庫です。日本では名前が付いているものだけで3000種、世界では2万種存在すると言われています。日本では4000年以上前からキノコを食していたとされており、その証拠に縄文時代中期から後期にかけて北海道と東北にある遺跡から、 キノコの形をした「キノコ形土製品」がたくさん出土しています。
キノコは植物ではなく、菌類。朽木や枯れ葉から養分を摂取するキノコは種を作らず、胞子で増えます。目で見えるほど大きくなった胞子を私たちはキノコと呼んでいるのです。朽木や枯れ葉の中に菌糸を広げていくため、天然のキノコは森の分解者と表現されることがあります。
キノコといえば天然ものもありますが、普段売られているキノコの大半が栽培キノコ。
栽培キノコの場合はシイタケであれば、原木栽培と菌床栽培の二つの栽培方法があります。原木栽培は山から切り出したナラやクヌギなどの木に菌を植え栽培し、菌床栽培ではおがくずに米ぬかなどを固めた培地に菌を植えます。原木栽培は大変重労働のため生産者が少なくなっており、菌床栽培のものより生産量が少ないのが現状です。他にエリンギ、まいたけ、しめじ、エノキなども菌床栽培されます。
様々な品種が栽培されていますが、味が良いのは冬菌を使ったものですので、食べごろはというと秋から冬になります。

低カロリー、栄養たっぷりのシイタケ

シイタケの原産地はアジアの熱帯高地だと言われています。中国では古くから食べられていたようで14世紀の文献「王禎農書」には栽培法が載っています。日本では、江戸時代にはシイタケの栽培は始まっていたようですが、明治時代までその栽培方法といえば山から切り出したクヌギなどの木に刃物で傷をつけ、胞子が自然と飛んで繁殖するのを待つという、いわばギャンブル的な栽培方法でした。昭和に入ってから種菌を手で打ち込む「コマ打ち」という方法が普及し、安定的にシイタケの栽培ができるようになりました。最近ではヨーロッパやアメリカでもシイタケが栽培され、食べられています。
近年、低カロリーで、ビタミンB群を多く含むため需要が高まっているシイタケなどのキノコ類。より美味しく食べていただくために、生シイタケ調理する際、水で洗うと旨みや風味が流れてしまわないように、汚れが気になる場合はふきんなどで軽くふくかサッと洗う程度にしてください。シイタケに含まれる旨み成分のアミノ酸は、加熱することでより増えます。丸のまま焼くときはカサの方だけを焼き、旨みたっぷり水分をこぼさないように食べていただくのがオススメです。

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秋が旬。ねっとり、ホクホクの里芋が美味しい!

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米よりも古い日本の主食「里芋」

今や芋と言えば、ジャガイモやサツマイモのことを思い浮かべることが多いですが、古く日本では芋と言えば里芋のことを指していました。東南アジア原産と言われる里芋ですが、縄文時代には日本に伝わり、稲作が始まるまで人々の主食として栽培されていました。
里芋は親芋に小芋、さらに孫芋とたくさんの芋が付くことから子孫繁栄の象徴として正月や結婚式などのハレの日にふさわしい野菜として愛されていきました。それだけに日本の食文化を語る上で重要な食材なのです。
その歴史が証明されるひとつとして、里芋が記録されている最も古い文献に万葉集があります。

『 蓮葉(ハチスバ)は、かくこそあるもの、意吉麻呂が家なるものは、芋(ウモ)の葉にあらし 』

里芋は古語では「ウモ」と呼ばれており、この一首は長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ)という方が詠んだ歌ですが、内容は奥様に対して大変失礼な意味合いだと言われています。
さて、私たちが食べている里芋。それは実は根ではなく、地下の茎に当たる部分であることはご存知だったでしょうか。地上には丸い大きな傘のような形が特徴的な葉っぱが伸びますが、その葉柄はズイキとして食用されます。先ほどの一首もその葉を詠んだものでした。

その土地ごとに根付く里芋の品種

さらに文献を紐解いてみると、平安時代の延喜式には、里芋の栽培方法が記されています。
穀類がまだ豊富でなかった時代にかけて非常に重宝されたことがうかがえます。それほど里芋の栽培は歴史があり、そのため様々な品種が根付いています。
里芋は種ではなく、芋で増えます。大きく分けて、里芋の品種には4つ。1つ目は小さな小芋や孫芋がたくさんでき、これを食べる品種でねっとりとした粘りがあります。石川早生・土垂(どだれ)などが有名です。2つ目は大きくなった親芋を食べる品種で、ホクホクとした味わいが特徴です。たけのこ芋とも呼ばれる京芋と言った品種があります。3つ目が親芋と小芋の両方を食べることができる品種で、葉柄のズイキも食べられます。八つ頭(やつがしら)、唐芋(とうのいも)、赤芽芋、セレベスなどがあり、京料理などで使われるえび芋は、唐芋を栽培方法により大きく曲げた形に栽培したものです。4つ目が葉柄のズイキのみを食用にする品種で蓮芋という品種の芋の部分は硬くて食べられません。
兵庫県内にもこの里芋の在来品種は、他の野菜に比べ多くあります。小野芋や田能芋、いご芋、八幡の芋、大門の里芋、姫路のえび芋など今もなおその地域地域で種を絶やさないよう栽培と普及に努めています。
栄養価では主食代わりとなっていたほど糖質を含み、ビタミン、ミネラル、植物繊維も豊富な野菜です。カロリーも芋類の中では最も低いため体脂肪がきになる方にもオススメができます。

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秋のあま〜いかぼちゃをどうぞ!

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アンチエイジングにもおすすめです。

かぼちゃには多くの種類が出回っています。もちろん品種によって味の違いはありますが、とにかく見た目が全く違う品種が多く存在します。
日本で出回っているかぼちゃは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃに大別されます。
先に日本に普及した日本かぼちゃは縦に溝が入ったような形のものが多くあります。水分が多く、ねっとりしたかぼちゃです。
一方、西洋かぼちゃはホクホクとしており、甘みが強く、現在ではこちらの種類が主流になっています。
かぼちゃは、ビタミンAが豊富で肌や粘膜を保護し免疫力を高めるため風邪予防にも良いとされています。
血行促進の効果が期待できるビタミンE、ビタミンCなどによる抗酸化作用も期待できます。
昔から女性が好きな食べ物という意味で「芋、蛸、南瓜」と言いますが、栄養価の面でもおすすめと言えそうですね。

ホクホク、ねっとり、ゴツゴツ、長〜い…かぼちゃの面白い品種

伝統的な品種で、クリーム色の外皮が特徴の会津若松の在来品種の日本かぼちゃ「会津菊かぼちゃ」、黒い皮の日本かぼちゃ「黒皮かぼちゃ」、沖縄の在来品種「島かぼちゃ」や、ボコボコとしたひょうたん型の京都特産の「鹿ヶ谷かぼちゃ」も日本かぼちゃです。
鮮やかなオレンジ色の皮が特徴の西洋かぼちゃ「打木赤皮栗かぼちゃ」、白い皮が特徴の西洋かぼちゃ「白皮かぼちゃ」、ヘチマのような形をして長いもので50センチほどにもなる岐阜県特産の西洋かぼちゃ「宿儺かぼちゃ」、最近では、「ロロン」というラグビー型の甘みの強い西洋かぼちゃや、コリンキーや鈴かぼちゃと言った生で食べらるかぼちゃも人気です。
1個が500gと手のひらに乗るサイズの「坊ちゃんかぼちゃ」や「栗坊」などもよく出回りますが、さらに小さなサイズで300g程度の皮の色が黄色で可愛い「プッチィーニ」と言った品種もあります。
あまり耳馴染みのない、ペポかぼちゃの種類はというと、そうめん瓜と呼ばれる「金糸瓜」やひょうたん型のねっとりと甘い「バターナッツ」、そして「ズッキーニ」も実はペポかぼちゃの仲間です。
それぞれ収穫時期は6月から9月ごろですが、収穫されてから貯蔵することでかぼちゃの持つでんぷん質が糖に変わり甘みを増します。
秋にかけて甘みたっぷりのかぼちゃをお試しください!