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春の味、えんどう豆をどうぞ。

snapendou

えんどう豆の種類? 
えんどう豆は、マメ科の植物。店頭で販売されているえんどう豆は、実が十分に成長し、サヤが青いうちに収穫された、中の実だけを食用にするものです。さやつきで「えんどう豆」として、または豆だけを「グリーンピース」として販売されています。若いさやごと食べられるものは「さやえんどう」になります。最近リボベジとしても人気なスプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」も、えんどうの若芽です。
えんどう豆の原産地は、エチオピアから中央アジア、そして中東地域と言われており、紀元前より前から小麦などと一緒に栽培されています。このことから「世界最古の豆」と呼ばれていて、なんと黄金のマスクで有名なツタンカーメンの墓からも、金の副葬品と共にえんどう豆が発見されているのだとか。また遺伝子学で有名な「メンデルの法則」の実験に用いられた植物でもあります。日本では大豆があったためアジアではあまり広がらなかったようで、食されるようになったのは江戸時代になってからなんですよ。

硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)とは? 
えんどう豆は、莢(さや)の固さによって硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)の2つに分かれており、硬莢種は主に乾燥したえんどう豆の事を指し「青えんどう」や「赤えんどう」と呼ばれています。「青えんどう」は、主に煮豆やうぐいす餡に使われ、「赤えんどう」は、みつ豆などに入っているゆで豆として食べられています。また、完熟寸前で乾燥する前の「グリーンピース」も硬莢種に分類されています。一方軟莢種は、未成熟な莢を食用とする「絹さやえんどう」や「スナップえんどう」があります。近年、世界各国では硬莢種のえんどう豆よりも、軟莢種の方が需要が高まっているそうです。
緑黄色野菜の栄養と、豆類の栄養とを兼ね備えたやり手野菜!
◯疲労回復・頭を使うときに
えんどう豆には、ビタミン類が多く含まれているとご紹介しましたが、ビタミンの中でも特にB郡が豊富に含まれています。人間の身体は構造上、体内の「ビタミンB1」が不足してくると、疲労感やイライラ、不眠などの症状が出ると言われています。ビタミンB1は特に乾燥したえんどう豆に多く含まれており、疲労物質を排出することで、疲労回復に効果があると言われています。脳は糖質をエネルギーとしているので、脳を働かせたい時にはビタミンB1がとても重要になってきます。そのため、勉強や仕事で考えることが多くなる際は、ビタミンB1を摂取すると脳が効率的に動いてくれるでしょう。

◯高血圧・むくみ予防
えんどう豆が完熟する直前で収穫するグリーンピースには、「食物繊維」が豊富に含まれています。その総量は、なんと食物繊維が多いことで有名なごぼうよりも豊富なんです!食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分類されますが、グリーンピースに多く含まれているのは「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維は、お腹の中で水を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激することで蠕動運動(腸が動いて便を外へと動かすこと)を活発にしてくれます。