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緑黄色野菜の代表的存在、野菜界のスーパーヒーロー!ホウレンソウ!

hourensou

アカザ科ホウレンソウ属。ほうれん草を漢字で書くと『菠薐』。菠薐とは中国語でペルシャ(現、イラン)を指し、ペルシャからシルクロードを経て中国に伝えられた葉菜のことを菠薐草と呼び、日本には江戸時代の初め頃に伝わったとされています。冷涼な地域もしくは冷涼な季節に栽培されることが多い。冷え込むと軟らかくなり、味がよりよくなります。霜にあたって甘味の増す11月~3月までが特に美味しいです。

品種は東洋種と西洋種に大別されます。東洋種は、葉の切れ込みが深くとがった形をしています。アクが少なく、お浸しにしてもおいしい。日本在来種としては「禹城(うじょう・中国名:東湖)」が有名です。なお在来種と西洋種から誕生した固定種のことを「日本種ほうれん草」と呼ぶこともあり、これらには「次郎丸」や「豊葉(ほうよう)」などがあります。
西洋種は、葉は切れ込みがなく丸みを帯びていて、少し厚みがある。あくが強くソテーなどして、魚肉料理の付け合せに向いています。やや土臭いという特性があり、バター炒めなどソテーやオーブン料理におすすめです。品種には「ミンスターランド」や「ノーベル」などがあります。ただ、近年は両品種群間の交雑から育成された一代雑種が多く、丸種でも葉に欠刻があったり、土臭さが少ない、両群の中間的特性を持つ品種が出回っています。
栄養成分は、牛レバーに匹敵するほどの鉄分に加え、多種多様なミネラル類、カロテン、ビタミンB群、C、葉酸などが豊富なので造血作用があります。 代表はなんといっても鉄分。植物性の非ヘム鉄は吸収率がかなり低めで、効率よく摂るためには良質のたんぱく質である卵や魚、肉と一緒に摂る事によって吸収率がかなり上がるようです。ビタミンCとの組み合わせでさらにアップします。
ポパイのホウレンソウの缶詰でも有名ですが、ポパイの助けを借りてまで、母親が子供に食べさせようとするのには立派な理由があるんですね。冬の寒さに耐え、養分を蓄えているほうれん草は、冬を乗り切る活力源です。そして、「収穫するなら午後2時のほうれん草」と言う話があります。ほうれん草の葉は、下の葉ほど葉柄が長くなって、どの葉にも日光が当ように広がっています。朝から日光を受けたほうれん草は、午後2時頃には栄養分をタップリ蓄え、そのころ収穫した物が栄養価も味も一番だといわれています。

美味しいホウレンソウの選び方!
葉先までピンと張りがあり、厚みがあって濃い緑色のもの。また根元が赤くてふっくらとしていて、茎(葉柄)が細すぎないものを選びましょう。葉色が濃いものほど栄養価が高いといわれています。