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秋の味覚「栗」をどうぞ!

kuri

栗の王様「丹波栗」

「桃栗三年、柿八年、梅はすいてとて十三年…」
何事も成果が出るまで相応の時間がかかるという例えとして、古くからのことわざとして使われます。ちなみに…の後に続く言葉が存在しており内容は地域によって様々で、梨やゆず、りんごやビワなども登場するようです。多くの果実は実がなるまでには、長い年月が必要なのです。
そんな栗のなかでも丹波には「丹波栗」と言うブランドがあります。その歴史はたいへん古く、平安時代には丹波栗を朝廷に献上していたとされています。現在でも丹波栗のブランドは全国的にも名高く、霧深い山間で育てられ、大型で糖度が高く、風味が豊かでキメが細かい高級品として取り扱われます。主に大粒で扁平型の栗、「銀寄(ぎんよせ)」が丹波栗の代表品種です。早生栗よりも実が落ちるのが遅く、その分しっかりと甘みを蓄えます。

栗は古代からの機能性食品

ブナ科のクリ属の植物は、日本、ヨーロッパ、アメリカ、中国、などに多く自生し、古くからその実が食用にされてきた歴史があります。
炭水化物を多く含む高カロリー食品で、糖の代謝を助けるビタミンB1、B2、ナイアシンも含むので、効率的なエネルギー源として、日本でも栗は縄文時代からたいへん貴重な食料でした。もちろん縄文時代の人々が栄養価を科学的に分析して食べていたということは考えにくいですが、現代に至っても効率的なエネルギー源である上たんぱく質やビタミンC、カリウムも多く含まれることから機能性の高い食品と言えます。糖の代謝を助ける効果はスイーツとして使用される意味合いはい大いにありますね。
また、栗を使う際はできるだけ渋皮をつけたまま調理することをオススメします。
渋皮にも薬効があり、高い美容効果や免疫力アップが期待できます。抗酸化作用やガンの予防効果もあるタンニンや、整腸作用と大腸ガン予防効果のある食物繊維が含まれています。
さらに栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているため、加熱しても損失が少ないことも利点です。
栗は加工して1年間使われますが、生栗で保存できる期間はわずかですので、ぜひ今年の秋の味覚、お早めにお試しください。