投稿日:

モロヘイヤ、ツルムラサキ。夏の葉野菜はいかがですか?

moroheiya

”王様だけ”の野菜?
夏の葉物野菜として近年注目を集めているのが、「モロヘイヤ」。日本で栽培され始めたのが1980年代と国内ではまだ比較的新しい野菜の一つですが、原産国のエジプトではその歴史は古く古代エジプトの時代から食されていたそうです。
注目すべきは、その栄養価。アラビア語で「王様だけのもの」と言う名前の通り、古代エジプトでは王様だけに食べることが許され、王様の病気をも治したと言われるほど栄養価が高い野菜なのです。
日本でもその並外れた栄養価の高さから注目を集めているのですが、その中身はというと、緑黄色野菜の中でもトップのカロテン、カルシウムの含有量。さらに栄養価が高いと言われるパセリの3倍以上のビタミンB1、ビタミンB2もブロッコリーの20倍。ビタミンC、Eも豊富な上、ぬめり成分のムチンは胃腸や目の粘膜を保護し、肝機能を高める働きがあります。
暑さにはめっぽう強い野菜ですが、寒さには非常に弱く、11月には枝ごと枯れてしまいますので、食べられるのはこの夏だけ。
この暑い夏を乗り越えるのにうってつけのモロヘイヤを、炒めたり、茹でたりと様々な料理でぜひお楽しみください。

この夏”頼りになる”野菜。
夏場は葉物野菜が一気に少なくなります。そんな中でもう一つオススメの葉物野菜があります。それは「ツルムラサキ」。熱帯地域の原産のため夏の炎天下の中を物ともせず、ぐんぐん大きくなります。
ほうれん草の80倍と言われる、非常に豊富な鉄分が貧血や冷え性の改善に効果的ですので、女性にも大変オススメな野菜です。
ぬめりがあり、ネバネバ野菜のオクラやモロヘイヤなどと一緒に調理すると栄養価的にも相乗効果があります。
原種は葉は緑色で、つるの部分が紫色をし実も紫色をしているため、ツルムラサキと言う名前になったのですが、現在栽培される主流のツルムラサキは葉も茎もつるも緑色になっています。どちらにしても味や栄養価は遜色ありませんが、ハウス栽培もされる主流の、つるが緑色のタイプはほぼ一年を通して出荷されますが、原種のつるが紫のタイプは旬の夏だけの野菜と言えます。
一度根を貼るとこぼれ種でどんどん増えるそのたくましさから、花言葉は「頼りになります」。料理する側にとっても食べる側にとっても、この夏を乗り越える頼りになる野菜です。