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食感がたまらない!蓮根

renkon.hatake

”蓮根は根っこ?”

スイレン科ハス属。 当初は花を鑑賞するための植物として育てられていたそうです。 年間出回りますが、もっとも味がのる2~3月が美味しい季節です。
蓮根は、蓮の根の部分ではなく、地下茎(ちかけい)がふくらんだ部分。見た目は根のようなので蓮の根=蓮根と言われるようになりました。蓮の若葉も食べられます。ちなみにじゃがいも里芋も地下茎が肥大したものです。 地下茎栽培であるため収穫は困難です。収穫方法はホースからの水圧で行う「水掘り」、水を抜き、干した状態で行う「くわ掘り」があります。
そして、れんこんには通常真ん中に1個、まわりに9個、合計10個程の大きな穴が開いていますが、どうしてでしょうか?それは、蓮根は水の底で育つため、葉から地下茎に空気を送らなければなりません。その空気の通り道(通気孔)として穴が空いているのです。輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて、「見通しがきく」というところから、縁起の良い食べ物ともされています。

”「東の茨城、西の徳島」全国各地のブランド蓮根も”

れんこんは、「在来種」と「中国種」に大別することができます。
もともと、れんこんは中国から輸入されたものですが、明治時代より前に輸入され栽培されたものが在来種、それ以降に輸入されて栽培されたものが中国種となっているのです。「在来種」は細長く、やや茶色っぽい色をしています。中国種よりも粘りがあり切ると糸を引きます。肉質は柔らかく味が濃いようです。「中国種」は ふっくら丸っこいかたち。在来種の方がシャキ感がやや弱く、柔らかい感じで、食べた後に粘るような感じがある。入手困難なのは在来種です。

国内に流通するれんこんの約半分の量は茨城県で栽培しています。日本第2位の大きさを誇る湖、霞ヶ浦周辺の低湿地帯がレンコン栽培に適しているためです。また最近では新潟県の「大口れんこん」、石川県の「加賀れんこん」など地域ブランドのれんこんや、熊本県の「辛子れんこん」といった郷土料理の名産地など、各地さまざまな場所で栽培されています。兵庫県でも古くから「姫路れんこん」というブランドで見た目に白く食感の良い蓮根を栽培している地域があります。

”見かけによらない豊富な栄養価”
淡白な見かけによらず、栄養の宝庫。野菜には珍しいビタミンB1、B2が含まれ貧血予防に有効。ビタミンCが多く、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。炎症を抑える作用や血圧を下げる効能があり、胃炎や胃潰瘍、高血圧の改善に効果があります。
鮮やかな卵色で、節と節の間が長く、太くて真っ直ぐなものを、切ってあるものは、肉厚で穴が小さく、内側が白いものを選ぶようにしましょう。
蓮根を輪切りにすると、シャキシャキとした感触を残すことができます。乱切りにすることで、蓮根の繊維がほぐれてホクホクした食感に。蓮根のきんぴらが輪切りなのは、繊維を壊すことなく切って、シャキシャキ感を残すためです。

兵庫県姫路産 蓮根(500g)